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ぶらぶらロハスオヤジのぐるぐるバット コロナ禍の真っただ中ではありますが、始まりました弊社代表のコラム 日常のゆるい話から役に立つかもしれない話まで不定期で書くそうです ぶらぶらロハスオヤジのぐるぐるバット、略してブログですね めまいがするかもしれません(笑)

コロナ禍において今年を考える

2021/01/07

ついに東京商工リサーチ調べで全国の中小企業も含め
休業廃業・解散や倒産した会社が3万5千社を超えたそうです
当然ながら仕事を失った人は8万人を超えて
今更ながら今回のコロナ不況の脅威を感じています
リーマンショック時と比べて実体経済との乖離があるものの
間違いなくこれを上回る不況につながっていくことは容易に想像がつきます
企業が行った資金の積み増しは金融機関のある一定の指標のもとに行われましたので
6か月分程度ではないかと思います
そうなると借入金の1年据え置きだと今年から返済が始まりますので
積み増しした資金が底をついていた場合は固定負債が増加することで
事業経営は苦しい状況になってきます

来年度は菅総理大臣が新規事業参入や新たな取り組みについて
大掛かりな補助金を出すことが議会で可決しています
このコロナ禍が終わった後に既存事業がV字回復することより
必要とされるビジネスに目を向けなさいといったところでしょうか
しかし安易な事業展開は足元をすくわれることが多く
補助金で始められる新事業のため
安易に取り組んで結果として本業まで潰してしまうこともあります
新規で名刺やパンフレットを大掛かりに作った顧客へ
1年後に訪問したら無くなっていたことがあります
仕事柄で新規事業に印刷物はつきものですから
残念ですがそのようなケースをいくつか見てきています
ですので新規事業を画策する場合は事業計画は慎重に考えてください

生みの苦しみは続ける苦しみより大変です
コロナが収束した後に有益なビジネスが必ずあるはずですが
そのキーワードにたどり着くのは運であったり縁であったり
なんとも目に見えないものが一番大切であったりします
「大切なことは目に見えないんだよ」
星の王子様での名言でもありますが今のご時世で刺さる言葉です

世の中のそんな流れを見ても今年が事業運営の分岐点であるような気もします
大変な年ですがきっかけを見出すにはいい年かもしれません

 

 

 

創業55年を迎え今年から生まれ変わった気でやる!
と言ってますがヤギやネコに生まれ変わったらどうしよう
と考えながら仕事しています