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ぶらぶらロハスオヤジのぐるぐるバット コロナ禍の真っただ中ではありますが、始まりました弊社代表のコラム 日常のゆるい話から役に立つかもしれない話まで不定期で書くそうです ぶらぶらロハスオヤジのぐるぐるバット、略してブログですね めまいがするかもしれません(笑)

メディアに対する考え方

2024/08/15

今回はちょっと真面目に
私ら印刷事業者もメディアに係わる事業者です

新聞の購読者が減る一方で若い人のテレビ離れも深刻
印刷事業者としては紙媒体のメディアが減っていくのは寂しい気持ちではありますが
YouTubeの視聴者数は増える一方、そして魅力のあるテレビ番組は減ってきてる
テレビのほうは制作費が出せないため芸人を出演者に使う、食べ歩きや大食いで番組制作費を抑える
一般人の生活を軸にドキュメンタリーを作る
ついていくやつとか一風変わった田舎暮らしを紹介するとか
今後メデイア離れに拍車がかかると制作原資がなくなってもっとお金をかけず番組を作り出すんだろうなと
SNSの面白映像とかの番組も増えたりするのか…と思ったりします

紅麹事件から3か月後に事故を起こした小林製薬が紅麹事業から撤退すると報道がありました
このサプリを摂取した人のうち76人が亡くなり
健康被害を訴えた人は2000人におよぶ製薬会社による人為的なミスによる大規模な事故です

ところが
テレビや新聞の報道は1週間程度で落ち着き、こんな大変な出来事なのに今ではさほど報道もされない
学校の2クラスが人災で亡くなったってことになれば大騒ぎのはずなんだけどね

製薬会社はテレビをはじめとするメディアの大口のスポンサーであると同時に
大きな利権を握る事業者として政治にも大きな影響力を持つため
報道での扱いもかなりデリケートであり一連の事故に対しても報道されなくなってるのが現状
所詮テレビも新聞も広告主あっての事業なので広告主のリスクになるような報道はしない
(※新聞は購読者かな?)
2000人被害者がいて76人が亡くなってる事件であるにもかかわらず
民衆はこれらの真相や現在とられている対策や被害者はどうなっているのかテレビメディアで知ることはありません
メディアの公平性をうたってはいますが
メディアが商売である以上は民衆に寄り添うことはなく強者に寄り添うしかないんです
(NHKは国益重視です)

豊の国商人塾の前の塾頭であった(故)緒方先生がこの辺については口を酸っぱくして言っておられた
利権が生じるところから出る情報には注意し周りに惑わされず自分で考えないとならない
情報化社会とは根拠のない情報や偽の情報なども多く発信されている社会であり
受けとる側のスキルが問われる時代になっている

陰謀論や隠された情報や虚偽の情報、本物は何なのかを考え読み解く力を身につけましょう