今の香港に思うこと

2020/07/07

つい先日のことラジオで
植木等さんの父親が戦時中に反戦を唱えて
子供だった等さんに「ちょっと行ってくる」と言い残したまま
逮捕され収監されちょっとどころか随分帰ってこなかった
生前の植木等さんが父親についてそう話していた

実は私の父親も若いころに共産党の活動で逮捕され収監され
理由は駅前で政治批判のチラシを配ったこと
しかし実は配った人間は他の党員で
当の本人は逮捕されることもなく党員として出世し幹部になり
出所し戻った父に対して皆は距離を取り冷遇して
父は共産党を離党した
まぁそうなればそうなるのが当たり前だけど

政治批判をしただけで逮捕され投獄されてしまう香港に
昔の日本を重ねてしまう
父親は離党した原因も重なってそんな共産党を嫌っているが
私は共産党が嫌いということもなく
そもそも権力を持つと組織はおかしな方向に行くのは世の常なので
あの自民党も行ってしまっているのでは…..行ってしまったかな
それでも国家から殺されたりすることもないので
日本はいい国なんだと、そう思うようにしている

戦争は国家が行う集団殺人といったらしいが
まさしく戦争はまぎれもない殺人で
そして人が人を殺す権利などあるはずもなく
そんなことを容認する国家がこの世の中にあることを
これからは皆が正しく向き合って認識して行動するべき
行動が難しくても正しい認識はいつも持つべきだと
そんな時代にならないと
ならないといけないと思う