PAGE
TOP



ぶらぶらロハスオヤジのぐるぐるバット コロナ禍の真っただ中ではありますが、始まりました弊社代表のコラム 日常のゆるい話から役に立つかもしれない話まで不定期で書くそうです ぶらぶらロハスオヤジのぐるぐるバット、略してブログですね めまいがするかもしれません(笑)

BCL時代(回顧録)

2022/01/12

皆さんはBCLって覚えてますか?
とゆうより知らない人が多い気がしますが….
昔ブームがあってラジオ放送を受信して聴取する趣味人のことですが
なぜか年明け早々からBCLってキーワードが脳内伝達組織に頻繁に出現しまして
頭を頻繁によぎるってことは書けってことかと解釈しました(違うと思うけど)

私が中学生の頃に日本中を巻き込んだラジオ黄金時代がありました
今じゃ考えられないけどソニーとかナショナル(今のパナソニックね)がテレビでラジオ製品のCM出すくらい昔の話
価格も3万円から5万円くらいするラジオを中心にソニーとナショナルが熱くバトルを繰り広げていました
それでソニーのスカイセンサー派とナショナルのクーガ派に分かれて短波ラジオの番組受信競争をしてたわけです
中にはアマチュア無線からの技術の転用をして受信用のループアンテナやダブレットアンテナを自作したり
どこにそんな財源がっ!と思うような10万円はするテンポイントの短波ラジオで挑むものなど
受信したら受信報告書を放送局に宛てて書きQSLカード(受信証明書)を送ってもらうってことも楽しみの一つでした

バチカン市国の放送は朝の4時くらいから起きて
次はロンドンBBCはビッグベンからのオープニングを聴いて
ラジオオーストラリアはオープニングのワライカワセミの声を探して周波数を合わせてました
世界の国々をラジオを通して感じましたね
外国の日本語向けの番組は少ない時間ですが放送はちゃんとあって
その番組を受信するために悪戦苦闘しながら早起きして周波数を合わせるわけです
バチカン放送は15~20分しか放送がなくて番組を探してる間に番組は終わってしまい
また早起きをしなきゃならないってことを繰り返してましたが
やっぱりスカイセンサー5900じゃ無理なのかなぁ~って断念したのを覚えてます

北京放送は近くで電波が強いのと周波数のいたるところで登場するため
レアなヨーロッパの放送にかぶって聞こえなくなることが多く
中国強いなぁ~とそのことから思ってましたね
しかし受信報告書を書くと証明証として送ってくるQSLカードと一緒に
中国放送はパンダの様々なグッズや毛沢東絵葉書エトセトラで封筒いっぱいにモノが詰まったものが送られてきて
北京放送邪魔だけど中国って結構好きって同級生も結構いました
夢多き子供のもとに外国から届く絵葉書にロマンを馳せていた頃

今はYouTubeやリール動画で外国の様々な様子が視聴できるのでラジオブームもなかなかおきませんが
不便な時代だからよかったことも結構ありましたね
中国や韓国も好きだったころ
ちょっと思い出してあの頃のラジオを検索したら10万円くらいするのにはびっくりしました
最近思いますが昔のものってなんでも高額になってきてる気がしませんか
捨てずに取っておけばよかったとか
断捨離ができないわけです